セミナー講師!パーソナルトレーナー、ジムのための「弁護士が教える現場で使える法律知識」と「Webの集客活用法」セミナー(大阪市中央区)2月12日開催
こんにちわ! 大阪のパーソナルトレーナー小林素明です。
本日は、ジムオーナー、パーソナルトレーナーなどで活用できるWebの集客活用法、弁護士が教える現場で使える法律知識のの講師を山田尚史さん(弁護士)とともに務めました。会場:エルおおさか(大阪市中央区)
まずは主なセミナー受講者の声からお聞きください!
見出し
嬉しい受講者の声/パーソナルトレーナー、ジムのための「弁護士が教える現場で使える法律知識」と「Webの集客活用法」セミナー
現場のパーソナル指導をしながらできる!Webの集客活用法【第1部】
とても分かりやすく役に立った。今後ぜひWebの活用をしたいと思いました。
●フィットネスクラブ責任者 50代/男性
小林さんの体験(実例)に即したWeb活用法を具体的に聞けた点。
●パーソナルジム経営者 40代/男性
YouTube、ブログの活用法、作成でのポイントが分かりました。
●リハビリ施設 30代/男性
ホームページを作成したいと思いました。SNSを使っても集客すること。
●パーソナルトレーナー 20代/男性
弁護士が教える!パーソナル指導やジムの現場で使える法律知識【2部】
自分のお店を持ったときに無知だと、クライアントさんに接客できないので、法律を知った上でやっていきたいと思います。
●パーソナルトレーナー 20代/男性
役に立った。実例をもっと聞きたかったと思います。
●フィットネスクラブ責任者 50代/男性
実例を基にお話していただいて、分かりやすかった。
●パーソナルジム経営者 40代/男性
広告、会則について、とても勉強になりました。
●リハビリ施設 30代/男性
現場のパーソナル指導をしながらできる!Webの集客活用法【第1部】 講師:小林素明
1部では、ゼロから始めたパーソナルトレーニングジムを開業し、Web集客をしている小林素明の経験をもとに小林素明が、現場の接客(トレーニング指導、施術など)をしながら、Web活用をする方法を話しました。
ワーク!Google検索をユーザー目線でやってみよう
はじめには、ワークを行いました。理由は、Web集客はユーザー目線で考えることが、集客への近道だからです。そもそもインターネットで検索をかけるときには、ユーザーさんは意味もなくキーワードを入れて検索をしません。
今回は、大切な人からもらった「時計」が壊れたという設定で、スマートフォンを使ってGoogle検索をしてもらいました。そのGoogle検索結果から、1つだけお店を選んでもらいました。※セミナー会場がある(淀屋橋、北浜)のお店という設定で行いました。
ユーザーさんはどのようにGoogle検索をするのか?
キーワードは、「時計 修理 淀屋橋」と入力された方が、ほとんどでした。検索すると上位10位までのページが上がってきます。通常、1位から順番にページを見ます。
検索結果からページを選択した理由
・時計を預けて安心できるか?
・修理の料金
実際に検索して指定したホームページは、「創業160年」の時計屋さんが検索1位となっていました。ほとんどの受講生が、この時計屋さんを選択していました。
Google検索をする人は強い悩み、欲求があったとき
どんなページが選ばれるのか?という以前の話ですが、インターネットで検索されるときのユーザーさんの心理として、なんらかの「悩み」「欲求」を持っていないと検索をしません。
ですから、ユーザーさんから選んでもらえるためには、「悩み」「欲求」に対応するホームページやブログなどを作る必要があります。ここがWeb活用の出発点となります。
Google検索の事例:最近の小林素明の例
講師の小林素明が、最近にGoogle検索をした事例をあげました。
強い「悩み」: トレーニング器具の扱いを誤って指を切った。→湿潤療法をしている病院を検索
強い「欲求」: 好きなシャツのブランド「ギローバー」が買いたかった → 試着したいのでギローバーを取り扱っている店舗
強い「悩み」である怪我の治療は、仕事や日常生活に困りますので、すぐに解消したいことです。どこにあるのか? 診察時間はいつか?ということが優先されます。
また、強い「欲求」のギローバーのシャツは、すぐに必要ではありません。しかし、もっとカッコよく見られたい、という自己満足度を高めます。ですから、自分に合っているか? いま持っているシャツよりかっこいいか?ということが優先されます。
忙しい方でも集客できる2つのWeb活用
今回のテーマである、現場の仕事をしながらWeb集客するためには、いかに効率よく集客に効くWeb活用するのか?です。これは、ホームページはあることが前提ではありますが、スバリ「ブログ」「YouTube」をしっかりと行うことです。
なぜ、ブログ、YouTubeなのか?です。
この2つは、コンテンツ(記事や動画)をインターネット上でストックできるからです。たとえば、フェイスブックやツイッターなどは、古い記事が読まれることは稀です。しかし、ブログやYouTubeは、3年、4年後にブレークすることがよくあります。
つまり、ブログやYouTubeは、一度投稿しておけば、どこかで誰かが見てくれるチャンスのある媒体なのです。ほったらかしで集客できる!ということです。
忙しく方がほったらかしでできる集客のWeb活用 ブログ編
ブログの精度をあげようとするとキリがありません。読まれるブログのポイントとして、1枚の画像と文章だけで大丈夫です。1枚の画像とは、ブログ記事を象徴する写真です。まずは1枚あれば十分です。
文章は章立てをしておくことで、読まれるブログ記事となります。
例)肩こり解消法
1 なぜ肩こりが起こるのか? (原因)
2 肩こりを解消するために必要なこと
3 肩こりを解消するストレッチ (具体的に)
4 注意点など まとめ
という章立てて記事を書くだけです。
忙しく方がほったらかしでできる集客のWeb活用 YouTube編
動画というと身構えてしまう方が多いのですが、しかし真面目にカメラの前で話すだけではないのです。
たとえば、運動指導している風景を撮影して動画をアップするという方法です。これなら、誰でも苦痛なくYouTubeに投稿できます。動画の時間は、2〜3分間であれば十分ですし、スマートフォンで自撮りでも大丈夫なのです。
上手くしなければということは禁物です。徐々に画質の良いカメラで撮影して、質を高めてもらうと良いのです。
Web投稿したあとのフォローが必要
最後に、Web集客で大切なことを話しました。それは、一度投稿したブログはブラッシュアップしておくことです。画像を追加するとか、文章を追加することです。
ホームページも同じです。お客様が興味を湧いてもらえること、わかりやすい表現方法を考えることです。ホームページはすべてを変えるのではなく、トップページをしっかりと作り込むことでしょう。
弁護士が教える!パーソナル指導やジムの現場で使える法律知識【2部】 講師:山田尚史
2部では、弁護士の山田尚史先生による、スポーツジムやパーソナルジムの現場に必要な法律の基礎知識です。山田先生は、スポーツ関係に詳しい弁護士として知られており、数々のスポーツ法律の学会での発表もされているほどです。
そんな山田先生から、スポーツクラブ、パーソナルジムで起こるトラブルの予防、対処法を中心に話してもらいました。
独立開業するときに知っておくべき法律知識
まず、前職の退職後、開業するときに注意するべきことは、開業する店舗の制約、所属会社にいたときのお客様に声がけをすることは良いのか? ということです。
結論を言いますと、会社との話し合い、書面化が必要となります。お互いの了解のもとで行うことが円満に独立開業するコツです。後に前職の会社から「お客さんを連れて行った」とクレームが来ることがあるからです。
パーソナルジム開業後の法律ノウハウ
スポーツクラブの集客に欠かせないのは、広告です。「会費1ヶ月無料キャンペーン」というキャンペーン広告をよく目にします。今月だけかと思えば、翌月もその翌月も同じキャンペーンをしている。
この場合、消費者側から見ると、まぎらわしい広告としてみられます。このまぎらわしい広告は、法律では問題あると判断されることがあるので、気をつけるべきことです。
広告表現での注釈には気をつける 法律知識
「満足できなければ全額返金します」という広告表現をしていて、その注釈で「但し、当社にて協議の結果、返金を了承した場合に限ります」と小さな文字が書かれていることがあります。
この注釈表現をする最低限の文字の大きさは、「8P」以上の文字という見解があります。8Pであれば、それなりに読める文字の大きさです。現在、注釈で表現しているものがあれば、8P以上の文字であるかを検証する必要があります。
スポーツクラブでの事故のトラブル解消法 裁判事例から
スポーツクラブでの裁判事例はいくつかあります。その1つに貴重品ロッカーでの財布の盗難事故です。もちろん、盗難した犯人に問題があるのですが、スポーツクラブ側が盗難を未然に防ぐことができなかったのか?ということが論点になります。
この盗難事故は2週間ほどの間に、2度起こったらしいのですが、1度目の盗難事故が起こった後にスタッフを貴重品ロッカーの横で監視させるなどの企業努力が必要なのです。