ガソリンスタンドの中にパーソナルストレッチ専門店フリーロムが登場!神奈川県横浜市戸塚区
パーソナルトレーナーの小林素明です。
24時間営業ジムの出店ラッシュが続いています。24時間ジムの大手企業は、すでに国内500店舗を突破しています。この背景に24時間ジムは、総合型フィットネスクラブとは異なり、プールやスタジオがなく出店コストが安いことがあります。
さて、新たなブームを呼びそうな業態の登場です。なんと、ガソリンスタンドの中にパーソナルストレッチ専門店が誕生しています。
ガソリンスタンドのオーナーさん、パーソナルストレッチ事業に参入
横浜駅から電車(JR)で12分のところにある戸塚駅。戸塚駅からバスで10分ほど走りますと、昭和シェルのガソリンスタンドが見えてきます。実は、このガソリンスタンドは創業48年と、この街のランドマークにもなっています。
このガソリンスタンドのオーナーである三浦宏平さん。三浦さんは、周りのガソリンスタンドの廃業を目の当たりにして、「このままではいけない」と、本業のガソリンスタンドとマッチしたビジネスを模索します。
ガソリンスタンドには、毎日多くの方が給油に来たり、車の点検の依頼があります。特に車の点検にお越しになられるお客様は、待ち時間が生まれます。そこに三浦さんが目をつけ、お客様に雑誌を読んでもらうだけでなく、疲れた体を癒す、元気になってもらうパーソナルストレッチのお店を構えてみてはどうかと考えました。
そして、ガソリンスタンドの改装を行い、2017年5月にパーソナルストレッチの専門店「フリーロム」をオープンします。
ロードサイド店舗に欠かせない!ストレッチ専門店「フリーロム」の広告看板
ガソリンスタンドの中にストレッチ専門店があることを道ゆく人に認知してもらうため、お店の看板が目立つところにあります。
パーソナルストレッチ専門店の「フリーロム」のスタッフは2名
現在、ストレッチ専門店「フリーロム」では、オーナーの三浦さんと、ガソリンスタンドの現場を兼ねたスタッフの2名で運営をされています。経営効率がいいですね。
ストレッチ専門店「フリーロム」の店舗とは?
ストレッチ専門店「フリーロム」は、給油スタンドの奥に店舗を構えています。こちらでは、車の点検中の待合室もなっていますので、「ここにストレッチをやってもらえるお店があるんだ!」と、お客様には自然に認知してもらえています。
店舗内には、施術用のベッドが1台、壁にはミラー、床は人工芝を敷いてあり、とても開放感があります。まるで個室のパーソナルジムのような感じです。
お客様の更衣室です。
ストレッチ専門店「フリーロム」のお客様はどんな人?
ストレッチ専門店「フリーロム」のオーナー三浦さんによりますと、お客様は女性の方が多く、年齢は40〜70代の方が中心。お客様の多くは、車でお越しになられますが、ガソリンスタンド内には駐車スペースが豊富にありますので、駐車場で困ることは全くなし。(笑)
ストレッチ専門店「フリーロム」の広告宣伝戦略
広告看板はもちろんのこと、地域のフリーペーパーへの掲載、ホームページ、FacebookなどのSNSを使って、ストレッチ専門店「フリーロム」を広く宣伝されています。
お客様が体のことに興味を持ってもらう!ストレッチ専門店「フリーロム」
ストレッチ専門店「フリーロム」のオーナーの三浦さんは、お客様に少しでも体のことに興味を持ってもらうよう、ホワイドボードにさりげなく筋肉の解剖図など体に関することを書いておくそうです。
書いておくと、「これ何ですか?」とお客様の方から声をかけてもらうことがあり、お客様とのコミュニケーションにも繋がっているそうです。
ストレッチ専門店「フリーロム」のノベルティ!ファンづくりへ
ストレッチ専門店「フリーロム」のノベルティであるエコバック、ボトルを作られています。新たなビジネス展開、ファン作りに繋がっています。
ストレッチ専門店「フリーロム」の拡張!フランチャイズ店舗、直営店まで
ストレッチ専門店「フリーロム」は、すでに大分県にフランチャイズ店舗があります。同じガソリンスタンドとパーソナルストレッチ店舗です。オーナーの三浦さんが直接、研修指導にあたり、現場で行うストレッチ法のみならず、店舗作りから広告宣伝までをサポートされています。
最近は、個人オーナーさんからの引き合いが多いとのことです。
取材を終えて ストレッチ専門店「フリーロム」
ガソリンスタンドの中にストレッチ専門店があることだけでも驚きましたが、すでにフランチャイズ店も軌道に乗っているようです。さらには、さらなる店舗拡大も検討されています。オーナーの三浦さんのビジネスの慧眼のみならず、ビジネス展開のスピードにも驚きました。
次にやるべきことは何か?を模索し、実行されています。
突き詰めると、
・お客様が今、何を求めているのか?
・そして自分たちは何を提供できるのか?
・いつ実行に移すのか?
を繰り返しが必要であると、取材を通じて感じました。
この機会にパーソナルトレーナーは何をするべきなのか? を考えてみませんか?