セミナー講師！整骨院ジム、治療からパーソナルトレーニングへと導く３つの実践指導法
こんにちわ！大阪のパーソナルトレーナー 小林素明です。
本日は、整骨院ジム！治療からパーソナルトレーニングへと導く３つの実践指導法というセミナーを開催いたしました。セミナーは３部構成で、僕を含めて３名の講師で行いました。
１部：継続率１００％の健康体操教室のグループ指導法（実技）
ポイントは、誰でもできる、頑張らない、今日の自分を知ること。
継続率１００％の健康体操教室の秘密。整骨院における健康体操教室はどのように進めていけば良いのか？を講師の大阪吉祥寺鍼灸整骨院の院長である仲辻智則先生が実技を交えて、話してもらいました。
非常に興味深かったのが、教室の中では「鍛える筋肉を意識させる」のではなく、「体全体で動かす」という指導の仕方をしていたことです。
普通はどこどこの筋肉を動かしてください、指導をしますが、そうではなく、１つの運動に対し「左右どちらが動かしやすいですか？」と話しかけて、受講者に自覚を促す方法です。
それを聞いた受講者の方は、自分の体のことに対して、より興味がわき、どのようにすれば体が改善するのか？という能動的な発想が生まれるというのです。
ここに継続率１００％の秘密があると思います。
教室で「教えてくれる」ではなく「自分で知ること」で学ぶ楽しさを自然に体験できるということです。
継続率１００％！健康体操教室のレッスン内容とは
実際の体操の内容としては、
・青竹踏み
・タオルを使った体操
・脊柱の前屈、後屈
・セルフマッサージ
・手遊び
のデモンストレーション、実習を行いました。
一貫して、指導者が一方的な指導を行うのではなく、受講者の方が感じる筋肉の伸び、力の入り方を確認しながらの指導を説明していました。
健康体操教室で気をつけていること
仲辻院長が健康体操教室で気をつけている１つは、参加者全員に１回は運動の補助につくということです。全員というところが重要なポイント。少し足の方向を変えてあげる、姿勢を変えてあげるという簡単な補助です。
次は、できないことは、無理をさせないようにして運動を心がけていることです。「頑張って」という声がけは禁句にしているそうです。頑張るのではなく、できる範囲（可動域）を知ってもらい、その可動域で動かしてもらう指導をしているというのです。
Q&A「毎回、同じメンバーなら体操に飽きが来ませんか？」
セミナー中に質問でありました。継続率１００％ですから、教室に参加するメンバーさんは、変わりありません。そのため、体操に飽きがこないか？という質問です。
仲辻先生は、毎回レッスンで「へえ〜」「おお！」と１回は驚きを入れるそうです。それは知識の提供であったり、運動のバリエーション、運動のコツという引き出しを持っておくことが重要とのこと。
健康体操教室は、お店の宣伝にもなる！
健康体操教師は、体操教師だけで終わらせるともったいないです。必ず、なんらかの宣伝をするようにしているとのこと。
たとえば
・イベントの案内
・新しい教室の案内
・休館日、営業時間（祝日などで）の変更
・ドリンク、サプリメントの販売のお知らせ
というお知らせです。さりげなくすることがポイントで、商品の紹介をすると必ず幾つかは売れるといいます。
受講者の声／１部： 継続率１００％の健康体操教室のグループ指導法（実技）
・院長が無料で行うという付加価値のつけ方が参考になりました。自院に落とし込むには最良のコンテンツでした。（４０代／鍼灸整骨院勤務）
・健康体操教室の流れが分かって良かったです。（４０代／鍼灸整骨院勤務）
・今後の整骨院の集客について学べ良かったです。（３０代／鍼灸整骨院勤務）
・勉強になりました。話の進め方など。（３０代／男性）
・自分のクラブでやっていることに参考になった。ぜひ、教室をやってみたい。（５０代／フィットネスクラブ経営）
２部：腰痛、肩痛の筋コンディショニング法（実技）
２部はスポーツコンディショニング球武の佐野先生が、治療後のコンディショニング法の実技です。
腰痛、肩痛の痛みが解消されただけでは、完治したとは言えず、関節が十分に動く状態かつ、関節が動くのに十分な筋力を備えておく必要があります。そのための筋肉コンディショニング法です。関節の柔軟性（ROM)
実際に治療院からの患者さんが、運動前のコンディショニングとして行うストレッチ法を指導してくださりました。
＜講習の内容＞
・肩痛のコンディショニング（三角筋）
・肩痛のコンディショニング（菱形筋）
受講者の方の質問も多く講習はかなり白熱しまして、予定の内容ができなくなったくらいです。最後の腰のコンディショニングはデモンストレーションになりました。
講座が終わった後でも、佐野先生のコンディショニング法を詳しく学びたいということで、質問も多く出ました。
受講者の声 腰痛、肩痛の筋コンディショニング法（実技）
・実技をやってもらえて勉強になった。もっと別の部位も教えて欲しかった。（５０代／フィットネスクラブ経営）
・普段使っている筋ストレッチのバリエーションが増えました。腰痛、肩痛の治療に的確にアプローチできます。（４０代／鍼灸整骨院勤務）
・ストレッチを教えたり、患者さんにしていましたが、もっと効率よく教えられると思いました。（４０代／鍼灸整骨院勤務）
・改めてストレッチの重要性を再認識し、ストレッチを勉強しようと思います。（３０代／鍼灸整骨院勤務）
・ストレッチのやり方が勉強になりました。（３０代／男性）
３部： マンツーマンの自重トレーニング指導法（実技）
３部は、パーソナルトレーニング指導です。コンディショニングを終えた後に、さらに健康になる、姿勢を整えるということを前提にしたトレーニング指導法です。講師：小林素明
まず、パーソナルトレーニング指導を受講する３つの目的、その目的に対してのトレーニング法を話しました。
実技では、基本動作となる股関節伸展トレーニングの方法、スクワットの修正法、サポート法を行いました。そのトレーニング法は、日常生活にマッチした方法で、階段登り、歩行がスムーズになるバックランジ、フロントランジがあります。
また、体の引き締め、バルクアップといった肉体改造のトレーニング法まで実演を交えて説明をいたしました。
受講者の声／マンツーマンの自重トレーニング指導法（実技）
・自重トレーニングの奥深さ、可能性を感じました。パーソナルトレーニングに対して、興味を持つようになりました。本日はありがとうございました。（４０代／鍼灸整骨院勤務）
・パーソナルトレーニングを取り入れようと思って参加させてもらったので、すごく良かったです。 （４０代／鍼灸整骨院勤務）
・これも自分のクラブで、いろいろと取り入れてみたい。（５０代／フィットネスクラブ経営）
・今後、当院にて実費治療の導入を考えており、参考になりました。患者様からもトレーニング方法の質問がありますので助かります。まずは、自分ができるようになることが分かりました。 （３０代／鍼灸整骨院勤務）
・お客様に魅せるトレーニングが勉強になりました。（４０代／男性）
筋膜リリースのデモンストレーション（セミナー終了後の懇親会）
毎回セミナー後には講師、受講者の皆さんで懇親会を行っています。今回は大阪吉祥寺鍼灸整骨院に導入された「筋膜リリース」の最新機器のデモンストレーションが行われました。ほぼ全員が希望され、筋膜リリースを体験されました。かなりの効果があったようです。
今後のセミナー／パーソナルトレーナー起業＆新規事業、パーソナルストレッチ
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